自由に 思いのままに

その時の思いを自由に書いています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

12月

「時」は進むことしか 知らないけれど 思い出を残してくれる 経つ時に 感情もまた 色をそれぞれ変えていく 悲しみはいつしか 彩る強さに 楽しさはいつしか 懐かしい切なさに 過ぎることが 寂しいばかりではない事を この時期にふと思う

【詩】7月の夏

"> "> 7月が高らかに夏を詠っている街が人が陽射し色に染まっていく また一つあの夏が遠ざかる 頼り過ぎた想い出はいつしか切なさが溢れすぎ褪せていく青空はもう眩しくはなくただ静かに青いだけ そろそろ想い出の仕舞い時まだ色があるうちに見送ることも心…

【詩】夏

青色の朝の陽が橙に変わる頃太陽が空の真上で上機嫌 一人歩きに付いてくる 日差しを連れて付いてくる こんな日はいつもと同じでいつもと違うそんな景色をどこまでもどこまでも行けそうで 夏が見せる弾む心

【詩】雨の日

雨の中 足音が賑やかに付いてくる 私が進んでいることを 知らせてくれる 何処に向かっているのかは 分からないけれど 私は私を歩いている そんな気になれる 雨の日もたまにはいい

【詩】立ち尽くす

あなたが 何かに立ち尽くしているなら 手を取ってあげたい けれど振り払われるのが怖くて 何もできず 立ち尽くしているのは私のほう 弱い勇気と 弱い私

【詩】足音

雨の音 その中に あなたの足音を探す 香りは忘れても 音はまだ残っている 消えていく 面影数えて 過ぎて行く 季節を数えて もうそろそろ 増えていくものも 探し始めよう

【詩】春の便り

目まぐるしさに 春の陽も 知らん顔で通り過ぎ うつむいたままの毎日に 心をほぐす便りあり 少し背伸びで深呼吸 心に届いた温もりに 一休みして春を知る すこしゆっくり空を見た

【詩】歩いてみようか

止まったままの 心の季節 そこまで見えてる春の色 すました顔の吹く風が 運んでくるのは暖かさ 少し歩いてみようか そろそろ歩いてみようか

【詩】雪だるま

道脇に座っている 小さな雪だるま 作り手の無邪気が そのまま座って 笑い声まで聞こえそう 寒さと涙で冷えていた そんな心に届いた 小さな笑顔

【詩】雪かき

雪かきの音で目が覚める 今日も冬 でもいつもより 人が近くて 寒さより暖かかった

【詩】時間

立ち止まっていても時間は私を通り抜けていく 決して背中を押してくれることはないただ私を通り抜けていく 進むためには心の風穴を塞ぐしかない

【詩】今日

無邪気な過ぎ行く笑い声に ふっと顔を上げた いつの間に 下を向いていたのだろう どのくらい 下を向いていたのだろう 目の前には いつも新しい今日があるのに

【詩】ぬくもり

暖かさに接して 寒かったのだと気付く 人のぬくもりに接して 淋しかったのだと気付く 身体も 心も 幸せに気付く

【詩】時を見る

"> "> ">手からすり抜ける時を見ていたあの日 心に届いたやさしさに目を開けた 歩むことの心細さにそっと寄り添う手が欲しかった お元気ですかそんなことも聞けなくなって 今はまた時を見ている "> "> "> "> "> "> ">

【詩】守り方

心に波紋が広がった時 たった一滴のことが ずっと心を漂い続ける そんな時は心の休憩 波紋を消してしまう栄養を 大好きなことに心を向けて

【詩】今あるもの

今ここに 全てがあるとは 思わないけれど 今ここに あるもので 十分に幸せだと思える だからこそ そうあるために また明日も頑張れる

【詩】雪の朝

厳しい雪のその中を 傘に頼りながら 日々の日常に 向かう人々 誰かのため 自分のため その逞しさ その頑張り 背中を見つめ 私もと 一歩に力をもらった雪の朝

【詩】まぼろし

まどろみの中 肌寒さに うたたねの 後ろ姿のぬくもりに 届かぬ手の 行く当てのなさ 戸惑う自分の切なさと 同時に思う 想えることのありがたさ どこへ向かう 駆ける朝日に確かめて あるべき二人の先を見る

【詩】約束

この日までにと 期日があるのは 嬉しい約束 持て余してる暇もない 時間の慌ただしさも 嬉しい悲鳴 一人では過ごせない こんな時間の使い方

【詩】平穏な幸せ

扉を開ければ 外は今日 変わらぬ日々がその先も 変わらないとは限らない 精一杯に繰り返し また明日が今日になる

【詩】繋がり

ここにいるよと 手を振るのは 淋しさの声 大丈夫ですかと 声を掛けるのは 心の所作 また明日 の掛け声に 人恋しさ 人は人との繋がりの中 そっと今日を生きている

【詩】そら

この道を越え あの坂を越え そびえる高層ビルを越え 空までたどり着いたなら 昔日をもう一度この目で見ることができる そう思える蒼さでした

【詩】時を刻む

そこに行けば誰かに会える そんな場所 いつの間に 失くしてしまったんだろう 失ったのではなく 別のところで時間を使っただけ 失ったのではなく 心に刻まれただけ

【詩】そのままに

もう増えない思い出なら 触れずにそっとそのままに 後悔や悲しみに 染まらぬように 後悔や悲しみで 壊してしまわないように あなたが笑っている 私が笑っている そのままに

【詩】二人の部屋

少しのわがままと 少しの遠慮 いつも見破られ あなたはそれを楽しんでいるようで 少しの見栄っ張りと 少しの弱さ いつも見破って 私は笑顔で知らないふりをする やわらかな空気の流れる二人の部屋で

【詩】歳月

行ってみたいと願った風景 過ごしてみたいと思った街 吸ってみたいと思った空気 幼い頃から ずっと心にあった思い 時を経て 叶わなかった憧れは 決して諦めではなく 思い出に 焦がれた感傷も 思い出に変わることを知った

【詩】私の道

いつしか 細い道になっていた 摩擦や面倒を 少し避けていただけなのに いつしか 淋しい道になっていた 人と出会うことに 少し臆病になっていただけなのに いつしか 平坦な道になっていた 夢を 見なくなっただけなのに

【詩】日常

日常・・・ ずっと続くと思っているもの でも大切なものが去ってしまった瞬間に 簡単になくなってしまうもの 悲しんで受け入れて思い出に変えて・・・ 気の遠くなる時間が経つこと それが日常に戻るということ でももうそれはあなたがいない日常

【詩】幸せって

大切な想いが増えていくと 同じだけ心配も増えたりする 心はどんどん忙しくなる 心があなたでいっぱいになる

【詩】一緒に歩く

並んで歩く 時々 一歩引いたり 前に出たり 肩を寄せたり すぼめたり 歩いているから色々あるけど それはそれで 後で思えば楽しい時間