自由に 思いのままに

その時の思いを自由に書いています。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【詩】今あるもの

今ここに 全てがあるとは 思わないけれど 今ここに あるもので 十分に幸せだと思える だからこそ そうあるために また明日も頑張れる

【詩】雪の朝

厳しい雪のその中を 傘に頼りながら 日々の日常に 向かう人々 誰かのため 自分のため その逞しさ その頑張り 背中を見つめ 私もと 一歩に力をもらった雪の朝

【詩】まぼろし

まどろみの中 肌寒さに うたたねの 後ろ姿のぬくもりに 届かぬ手の 行く当てのなさ 戸惑う自分の切なさと 同時に思う 想えることのありがたさ どこへ向かう 駆ける朝日に確かめて あるべき二人の先を見る

【詩】約束

この日までにと 期日があるのは 嬉しい約束 持て余してる暇もない 時間の慌ただしさも 嬉しい悲鳴 一人では過ごせない こんな時間の使い方

【詩】平穏な幸せ

扉を開ければ 外は今日 変わらぬ日々がその先も 変わらないとは限らない 精一杯に繰り返し また明日が今日になる

【詩】繋がり

ここにいるよと 手を振るのは 淋しさの声 大丈夫ですかと 声を掛けるのは 心の所作 また明日 の掛け声に 人恋しさ 人は人との繋がりの中 そっと今日を生きている

【詩】そら

この道を越え あの坂を越え そびえる高層ビルを越え 空までたどり着いたなら 昔日をもう一度この目で見ることができる そう思える蒼さでした

【詩】時を刻む

そこに行けば誰かに会える そんな場所 いつの間に 失くしてしまったんだろう 失ったのではなく 別のところで時間を使っただけ 失ったのではなく 心に刻まれただけ

【詩】そのままに

もう増えない思い出なら 触れずにそっとそのままに 後悔や悲しみに 染まらぬように 後悔や悲しみで 壊してしまわないように あなたが笑っている 私が笑っている そのままに

【詩】二人の部屋

少しのわがままと 少しの遠慮 いつも見破られ あなたはそれを楽しんでいるようで 少しの見栄っ張りと 少しの弱さ いつも見破って 私は笑顔で知らないふりをする やわらかな空気の流れる二人の部屋で

【詩】歳月

行ってみたいと願った風景 過ごしてみたいと思った街 吸ってみたいと思った空気 幼い頃から ずっと心にあった思い 時を経て 叶わなかった憧れは 決して諦めではなく 思い出に 焦がれた感傷も 思い出に変わることを知った

【詩】私の道

いつしか 細い道になっていた 摩擦や面倒を 少し避けていただけなのに いつしか 淋しい道になっていた 人と出会うことに 少し臆病になっていただけなのに いつしか 平坦な道になっていた 夢を 見なくなっただけなのに

【詩】日常

日常・・・ ずっと続くと思っているもの でも大切なものが去ってしまった瞬間に 簡単になくなってしまうもの 悲しんで受け入れて思い出に変えて・・・ 気の遠くなる時間が経つこと それが日常に戻るということ でももうそれはあなたがいない日常

【詩】幸せって

大切な想いが増えていくと 同じだけ心配も増えたりする 心はどんどん忙しくなる 心があなたでいっぱいになる

【詩】一緒に歩く

並んで歩く 時々 一歩引いたり 前に出たり 肩を寄せたり すぼめたり 歩いているから色々あるけど それはそれで 後で思えば楽しい時間

【詩】大丈夫なふり

強がりの大丈夫 奮い立たせる大丈夫 大丈夫じゃないことを 知っているのならいいけれど 自分で気づいていない 大丈夫じゃない大丈夫 積み重なると いつか心が眩暈を起こす 本当に大丈夫? 心に尋ねる勇気を

【詩】今日の日

寒さまでもが凛として 顔を上げたくなるような そんな今日の空気を忘れずに 色々を抱えながらも せめて足取りくらいは軽やかに そんな今日の思いを忘れずに そう願った今日の私を忘れずに 明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し…